可愛い可愛いさかりの2歳。言葉も出始めてますます人間らしい行動をするようになり、本当に可愛らしさが増す時期ですよね。
ですが、自我の芽生えと共にやってくるイヤイヤ期の訪れでもあります。
このイヤイヤ期が親を困らせる大きな壁になるのです。
私は4人の子どもの魔の二歳児を経験しましたが、四者四様とでもいうくらい違いがありました。
その経験談を交えてお話ししていきたいと思います。
言うことを聞かないという悩み
どんな年齢でもぶつかる問題だと思うのですが、子どもが言うことを聞いてくれない。
それに最初にぶつかるのが2歳児なんです。
じゃあ0歳1歳の子は言うことを聞くのか?
と言われれば、もちろん言葉の意味をまだまだ理解できていないことが多いので言うことを聞いてくれるとは言えないですよね。
ですが、まだこの時期は自己主張と言えば、食べる・寝る・抱っこなどの基本的欲求を求めることが多いと思います。
なので、簡単に言えば単純で分かりやすいのです。
しかし、2歳になりいよいよ自我の芽生えが出て来ると、今まで素直に聞いていたことも一筋縄でいかなくなったりします。
我が家の場合、長男はわりと素直な子で特に魔の2歳児として困ったことはありませんでした。
これが噂の魔の二歳児?!と拍子抜けした覚えがあります。
続いて次男。この子も長男に比べれば多少のわがままはありましたが、基本人見知りで外に行けば私の傍から離れられないような子だったので、特に困らせられた記憶がありませんでした。
しかし、魔の二歳児を実感したのは三男でした。この子には本当~に悩まされました、、、
三男はよく言われる、三人目は孫のようにかわいいなどと聞いた通り、生まれた時から可愛くて可愛くて仕方のない存在でした。泣いていても可愛い。イライラしない。そんな赤ちゃん時代を経てやってきた2歳でした。
自我が芽生え、言葉も出るようになってからとにかく言うことを聞いてくれない!
すぐに泣いて、時には外で寝転がって泣きわめくなど、とにかく自分の要求が通らない時の反抗がすごかったのです!
しかし、言葉が出るようになったと言えまだ2歳。正確に三男の訴えを理解することも難しく、もちろん言うことを聞いてばかりもいられません。
ダメなことはダメと教えてもなかなか理解してくれず、泣きわめく姿にイライラして時には手が出てしまうこともありました。(もちろん軽くですが・・・汗)
何度話しても理解できない、そんな状態にストレスマックスでした。
今考えれば、まだまだ2歳。意味の理解も難しく、大人しく言うことが聞けるはずもなかったのですが、自分自身に余裕がなくなって怒ってしまう、そんな悪循環の繰り返しでした。
イライラをぶつけては反省、自己嫌悪に陥った時期
頭では分かっているんです。繰り返し繰り返し根気よく伝えていくしかない。本人の自我を尊重してできることはやらせてあげなければ。
しかし、ちょうど四男が生まれた時期と重なってしまったのもあり、私自身三男を見守る余裕がなかったのです。
これだけ書いていると、最初の三男への溺愛ぶりがなくなったかと思えるのですが、そこは三男の可愛さはずっと健在で、すご~~く可愛く思える時と、すご~~く腹立たしく思える時の差がとても激しかったのです。
逆にそれがまた苦しく、自分の未熟さを責めてしまう要因でもありました。
しかしいつまでもそれが続くわけではないので、私自身も時には感情的になってしまうこともありましたが、その時はたくさんたくさん抱きしめて三男の悲しい思いを少しでも拭えるようにしていきました。
抱きしめれば感情的に怒っていいのか、ということではありませんが、してしまったことを悔やむばかりでは何も変わりません。それをいかにフォローするかが大事なんだと思います。
親だって人間です。完璧な親になんてなれません。けれど親として子どもにできる最大限のフォローをすることが大切なのです。
そうして葛藤しながら反省を繰り返し、少しづつ三男も成長していき、言うことも理解できるようになり落ち着いていきました。
振り返れば今までの子育てで一番大変だと感じた時期でした。
とは言えまだ子育て現在進行形ですが・・・(汗)
ちなみに四男の魔の二歳児は、三男を経験しているからか、余裕がありわりと受け止めて過ごすことができました。これも三男の時の苦労のおかげですね(笑)
まとめ|魔の2歳児!!うちの三男坊のイヤイヤ期
結局のところ、2歳児の子育てのイライラは自分にいかに余裕があるかどうかで受け止め方が決まってくるのかなと思います。
もちろん子どもの性格にもよるので、我が家の長男のように特に自己主張が激しいということがない子もいます。そういう子は苦労することなく2歳を過ごせるのかもしれません。
しかし、我が家の三男のように激しい子ももちろんいるでしょう。
親の精神状態や性格、子どもの人数によって対応がまちまちになってしまうこともあると思います。
けれど、この時期は必ず終わりがきます。
私は大きな声で正解の道を歩めた!とは言えませんが、それでも精一杯愛情を注いでこの時期を乗り切ったと思っています。
誰でも後悔や反省はあると思いますが、そうやって自分も子どもと一緒に成長していくということに価値があると思います。
悩んで悩んでいっぱい抱きしめて、それでいいんです!
一生懸命やったことはちゃんと子どもに伝わっています!
自信を持って愛情を持って子育てを頑張っていきましょうね!