毛虫がいる。と聞いて
いい気持ちになる人はいませんよね。
せっかく育てた植物を
台無しにしてしまう害虫。
見るだけでも気持ちが悪くないですか?
毛虫に刺されてしまうと、
- 痒くなる
- 痛む
など、毛虫がいていいことなんてないんですよね。
知らないうちにわいている毛虫は
一体いつ、どこからやってくるのでしょうか。
今回は、毛虫をよって来させない!
毛虫の予防についてまとめました。
毛虫の予防対策はいつからしたらいいの?
毛虫が発生しやすい時期は、暖かくなってきた4月ごろから。
花が咲き、葉が青く綺麗になる頃になると、姿を現します。
しかし、種類によっては、時期が異なるものもいるため、
必ず春ごろから発生するとは、言い切れないのですが…。
そしてさらに、
大量発生するのは6月から8月の夏。
毛虫の活動が活発になります。
木についている毛虫だけでなく、
落ちている場合もあるので、足元にも注意してくださいね。
私は子供の頃、
真夏に実家の庭にある木に登っていたら
背中半分ほどの範囲をイラガに刺され、
とんでもない目にあったことがあります。
では、いつから予防したらいいのでしょうか。
予防時期
一番予防に適した時期は毛虫が生まれてくる前!
毛虫が卵でいる間です。
春先から秋までいる毛虫ですが、
孵化してくる時期は
4〜5月と8〜9月の2回と言われています。
葉の裏に産み付けられていることが多い毛虫の卵。
孵化してくる前に、
- 剪定
- 薬物散布
をすることで、
春から生まれてくる毛虫を予防できます。
さらに予防しきれなかった毛虫は
卵から生まれてくる頃が処理しやすいです。
孵化してすぐは、
葉の裏に密集していることが多いので、
見つけたら葉ごとちぎって処分してください。
この時、
- 長袖、長ズボンの着用
- ゴム手袋
- 帽子
- メガネ
- マスク
などしっかり刺されないように、対策をしてください。
首元にタオルを巻くのも忘れないように!
実家の母は、毛虫のついた葉をそのまま地面に落とし、
「ごめんね」と言いながら踏み潰していました。
しかし、死骸も毒を持っていますので、
そのまま放置するよりは、
新聞紙などに包んでから、ゴミ袋へポイでOKです。
また、薬を使うのも有効です。
一度で全て退治できるとは限らないので、
1週間程度してから
再度使用すると効果は上がります。
毛虫を寄せ付けない!毛虫予防策!
見つけたら退治する。という方法も有効ですが、
理想は毛虫が寄ってこないことですよね。
そんな時は、
毛虫が嫌がることをしましょう。
鳥に見つけてもらう
毛虫の天敵といえば「鳥」。
しっかり剪定することで
葉の間に隙間ができ、
私たちが見つける前に
鳥たちが毛虫を見つけ食べにきてくれます。
ハーブを植える
毛虫にも嫌いな植物があります。
- ミント
- よもぎ
などは毛虫が嫌がるハーブです。
ハーブを植えることで、毛虫が寄り付きにくくなります。
しかし、
鳥やハーブだけでは100%の予防策にはならないので、
見つけたらその都度退治してください。
家の中の毛虫を駆除!室内で毛虫を見つけたら?
どうやって侵入してきたのか、
家の中で毛虫を見ることもあるかもしれません。
毛虫は木についているだけでなく、
頭の上から降ってくることもあります。
うっかりくっついて来ていたり、
洗濯物と一緒に取り込んでしまう場合も。
家の中に毛虫が現れたら、どうしたらいいのでしょうか。
即刻殺虫スプレー!は危険かも。
毛虫と言っても、実は色々な種類がいます。
見つけてすぐに殺虫スプレーをかけてしまうと、
家中に毒のついた毛を撒き散らしてしまう可能性があります。
衣類などについてしまうと、
全く別の日に、急に症状が現れることもありますので、
安易に殺虫スプレーをかけるのはやめましょう。
毛虫が現れた場合は、
毒針毛固着剤
という専用の殺虫剤の利用をオススメします。
毛虫の侵入を防ぐ
室内で毛虫を見つけた時、
毛虫はどこから侵入して来たのでしょう?
たまたま洗濯物や衣類について来てしまったのか、
それとも侵入できる箇所があるのか。
たまたま今回だけ。という場合は
毛虫の再来はないかもしれません。
しかし、侵入口がどこかにあるとしたら、
また家の中で毛虫と出会うことになってしまいます。
- 窓が少し空いていないか
- 網戸が破れていないか
など、自宅に毛虫が侵入できそうな隙間がないか
しっかり確認してみてください。
我が家では、飼っている猫ちゃんの仕業で、
何度か網戸が数センチ開いていた!
なんてことがありました。
もちろん今はしっかり予防してあります!
まとめ|毛虫の正しい予防時期はいつ!?必見!毛虫対策!!
毛虫には毒のあるもの、毒のないもの、
色や大きさなど様々な種類がいます。
毒の有無に限らず、
いていい気持ちのするものではないですよね。
自宅に木が植えてあるのであれば、
毛虫が生まれてくる前に予防しておきましょう。
もちろん木々だけでなく、
ガーデニングや家庭菜園をしている方も同じことが言えます。
毛虫が現れてから駆除するのは大変ですよね。
予防することで、自分や家族の安全を守れますし、
大切に育てている植物も守ることができます。
もし、見つけてしまったら、
刺されないようしっかりガードして退治しましょう。
私のような木登り好きなお子さんには、
葉っぱの裏には毛虫が隠れているかもしれない。
ということを伝えてあげることも大切です。
毛虫の被害が少しでもなくせるといいですね。