子供が言うことを聞かない、悪さばかりする。宿題をやらない、片づけをしないなど、
子育て中の悩みは尽きません。
時には、泣きながら子供に訴えても、何を言っても心に響いてくれないことはありませんか。
そんな時は、お母さんや~めた!って、全て投げ出したくなりますよね。
でも、それができないのが子育て。
子育てに疲れた、辛いと感じたとき、どうやって気持ちを切り替え、乗り越えてたのか、
私の体験から提案させていただきます。
子育てのイライラでつい八つ当たり
ついつい叱りすぎたり、お説教を始めるとエスカレートして
止まらなくなったりしてしまうことってありますよね…
でも、その後の仲直りは、とてもだいじですよ。
感情的になってしまってヒステリーに怒ってしまう。
そういう時って、他にも悩みや辛いことがあったりするものです。
例えば、家計が苦しくて心細い、旦那さんの協力が得られず夫婦関係がうまくいってない、
ママ友と揉めている、仕事でトラブルがあった、などなど。
それで、余計にイライラ。女性だと特に、体の調子でイライラしたり、
些細なことで腹が立ったりしてしまうこともありますよね。
日常の中にも、洗濯物がたくさんあるのに雨だから干せない、掃除をしたのにすぐ汚れる、
庭の雑草がすごいことになっている…など、細かいことでも積み重なるとストレスになったりします。
それぞれ抱えているストレスは違っていても、誰でも経験があることです。
そんなストレスから、子供に八つ当たりしてしまう。
八つ当たりなんて、いけないことです。もちろん感情的に手を上げるなんて、
絶対に許されないことです。
が、
私たち親も人間です。感情があります。子供を愛おしく思うのも感情だし、
イラっとしてしまうのもまた感情なんですよね。
あ~怒ってしまった、と落ち込んで自己嫌悪になったりしたときには、私も人間なんだ、
『叱る』じゃなくて『怒る』こともあるんだ、と自分を認めてあげることも大切です。
私、疲れているんだなと自分を労わることも必要なのです。
子育ては、本当に大変なんですから。
私は、つい怒りすぎてしまったときは、正直に自分の気持ちを子供に話して謝ります。
ちゃんと向き合って謝れば、きっと子供の心に届くと信じています。
うちの子供たちは、「さっきは言いすぎてごめんね。」と謝ると、「え?何のこと?」と、
返ってくることがよくあります。子供の方は意外と気にしてないこともありますよ。
また怒ってる、うるさいなー、くらいにしか思っていないこともしばしばです。
ストレスは、子育てから離れて発散しよう
ストレス解消法は色々ありますよね。
美味しいものを食べる、カラオケで歌う、買い物する、誰かに聞いてもらう。
子育て中のストレス発散は、まずは子育て現場から離れてみましょう。
赤ちゃんなら、実家や一日保育など預かってもらえるところに預けてみる。
赤ちゃんを預けると、気持ちが休まらないかもしれませんが少しは気分転換になると思います。
子供が保育園や幼稚園、学校に行っている間に息抜きをしましょう。
私は月に一度くらい仕事を休んで、子供たちが学校に行っている間に
仲のいい友達と買い物に行ったり、ランチに行ったりします。
たくさん遊んだ後は、気分がスッキリしてまた頑張ろう!!という気持ちになれます。
思っていること、辛いこと、悩みを誰かに話すだけでもストレスの発散になります。
特に同じくらいの子供のいる人、子育てが終わった人に話を聞いてもらうと、
アドバイスをもらえたり同じことで悩んでいたり、自分だけじゃないという発見があって、
気持ちが軽くなったりします。
子育て支援センターの保健師さんや保育士さん、学校ならばスクールカウンセラーに
相談するのもおすすめです。
趣味や体を動かすこともいいですよね。
体を動かすことは、健康にも良いし、リフレッシュできます。
本を読んだり、ドラマや映画を観て思いっきり泣いたり笑ったり。
車を運転しながら大きな声で歌うとスッキリしますよ。
まとめ|子育てのイライラ、ストレス、疲れの解消法とは
子育てに正解はありません。
こう言えば問題行動が治まる、という言葉や、こうすれば良くなるという方法はありません。
それぞれの子供に合ったやり方を探し、少しずつ言い方や態度を変えて
根気よく伝えていくしかありません。
子供を思うあまり、他が見えなくなり不安になることや頭に来ることは皆あります。
それでも、子供が自分の命に代えても守りたい存在であることは変わりないのではないでしょうか。
そんな存在の子供たちをなるべく楽しく穏やかに育てていきたいと思うのは当たり前です。
そのためには、私たち親の心を豊かにすることも必要です。
同じ悩みを持った人と話したり、ストレスや疲れを自分なりにうまく解消していき、
イライラしながらも一生懸命子育てしていきましょう。
私たちが必死で子育てをしていれば、子供たちにも必ず伝わります。
子供にとっても、親が必死に育ててくれたということが
これからの生きていく中で力になるでしょう。