子育てしていると、楽しい、嬉しい、幸せと感じる出来事がたくさんあります。
子どもが成長していく姿に感動したり…。
毎日があっという間に過ぎていきます。
ですが、それだけではなく、もちろん辛いなぁと思うこともたくさんあります。
私の息子はもうすぐ4歳です。
私は離乳食が始まったあたりから、ずっと食に対して悩んでいました。
離乳食は生後5、6ヶ月からスタートします。
その時期からずっと食に対しての悩みが尽きませんでした。
息子は離乳食をほとんど食べてくれなかったのです。
頑張って作っても報われない…。
とても辛いと思う時期が続きました。
子育てについては、ひとりひとり辛いと思う内容は違うと思います。
ですが、誰もがみな、子育てしていて辛いと思うことはあるはずです。
私はそれが、食に関することでした。
私が辛い時期を乗り越えた方法を紹介しようと思います。
きっちり量るのはやめよう!
私の息子は離乳食が始まったときから、ほとんど食べない子でした。
最初は重湯を小さじ一杯から始めます。
食べなくても、始めたばかりだし、こんなものなのかな?と思っていました。
ですが、何ヶ月経ってもほとんど食べませんでした。
心配になり、何冊も離乳食の本を買い、読み漁っていました。
味付けを変えてみたり、市販のベビーフードを買って、食べさせてみても、やはりほとんど食べない…。
野菜を切る大きさを変えたり、可愛く型抜きしたり、色々と工夫しましたが効果は得られませんでした。
本来なら重湯から少しずつ野菜、お肉、お魚など食べられるようになり、固いものも大きいものも食べられるようになるはずでした。
全く食べないわけではないけれど、食べる量が極端に少なかったのです。
初めての離乳食。
私はきっちり量って食べさせていました。
ご飯は〇g、お肉は〇g、野菜は〇g…。
今思えばそこまでしなくても良かったのだと分かりますが、その当時は不安で心配で、きっちり量っていました。
でも、ほとんど食べない。
少しノイローゼ気味になってしまい、息子に離乳食を食べさせる時間が嫌で嫌で堪りませんでした。
できるならば、もう食べさせたくありませんでした。
このままではだめだと思い、量ることをきっぱりとやめました。
量るから残したとき不安になるんだと思ったのです。
それからは量らずにいい意味で適当に食べさせていました。
以前はこの量を食べなきゃいけないのに、こんなに残してる!大丈夫かな?と思っていましたが、量らなくなってからは残してもあまり気にならないようになりました。
きっちりと量ることをやめることで、離乳食に対するプレッシャーや、しっかりと食べさせなくてはという不安がなくなっていったのだと思います。
辛い時期はつい思いつめてしまいがちですが、解決策は必ずあります。
少し力を抜いて、自分を楽にしてあげることはとても大切です。
いつかは食べるようになる!
離乳食に対して、以前より悩まなくなっていき、1歳を過ぎた頃、大人と同じものを食べられるようにもなりました。
料理することも楽になっていきました。
しかし、息子の同級生と何人かでランチする機会があると、やはり周りの子が気になってしまいます。
あの子、よく食べているなぁとついつい考えてしまいます。
比べても仕方ないのに、息子は食べないなぁと落ち込んでしまうこともありました。
ママ友に息子があまり食べないことを相談したことがあります。
そうすると、
「うちのお兄ちゃんも小さい頃、全然食べなかったの!すごく悩んだけど、食べないものは食べないんだよね!でもさ、大きくなってるし大丈夫だよ!今なんて、おかわり!って言って食べるようになったよ!昔はあんなに食べなかったのにさぁ。だから、いつか食べるようになる日がくるよ!」
とアドバイスをもらいました。
その言葉を聞き、とても楽になったのを覚えています。
誰かに大丈夫!と言ってもらえるって、安心しますよね。
息子も少しずつでも大きくなっているし、いつかは食べる日がくるんだ!
そうだ、どんなに頑張っても食べないものは食べないんだし、仕方ないよね。
と少しずつですが、思えるようになりました。
お友だちに相談して良かったと思った出来事でした。
1人で考え込まずに、相談することは大切です。
まとめ|食が細い我が子に悩んでいた時の体験談!
もうすぐ4歳の息子ですが、以前より食べるようになりました。
おかわりをしてくれる日もあります。
他の子に比べると少食ですが、問題なく大きくなっています。
今でも食について、悩むことはもちろんあるけれど、以前より考えることが少なくなりました。
辛い時期は、このときが永遠に続くように思えてしまいますが、解決策は必ずあります。
誰かに相談することも大切です。
アドバイスをもらえて、安心できることもあります。
1人で思いつめず、楽に考えられるようになれるといいですよね。
辛い時期は必ず終わりがきます。
私が身をもって経験しました。
これからも、子育てについて辛い時期がくると思いますが、きちんと乗り越えられるように思いつめず、楽しく子育てをしていきたいです。