いつも素晴らしいアクションのスティーブン・セガールに憧れている人も多いのでは?
映画沈黙シリーズで手加減なし!容赦なし!迫力満点のアクションを披露してくれるスティーブン・セガール。
鍛え上げられた肉体から繰り広げられるアクションは目が離せませんね。
映画「沈黙シリーズ」始まりのいきさつ
スティーブン・セガールは、46作のアクション映画に出演していますが、そのほとんどのタイトルに「沈黙」という言葉がついています。
90年代前半の日本では、かわぐちかいじ作の漫画「沈黙の戦隊」が大ヒット。
これにあやかり、タイトルに「沈黙」が付け加えられたそうです。
「沈黙シリーズ」の記念すべき第一作目は1992年公開の「沈黙の戦艦」で、ヒット作となりました。
「沈黙の戦艦」のヒットをきっかけに、その後も原題に「沈黙」が入っていなくても、日本限定でスティーブン・セガール出演作には「沈黙」を付け加えることが通例となりました。
そのため、スティーブンセガール出演の映画で「沈黙」とつく映画は、沈黙シリーズと呼ばれるようになったのです。
たくさんの「沈黙シリーズ」がありますが、一番のおすすめは一作目の「沈黙の戦艦」という声が多いです。
第65回アカデミー賞では2部門でノミネートされていますよ。
あらすじは、
退役を控える実在のアメリカ海軍の戦艦ミズーリが元CIAエージェント率いるテロリスト集団の襲撃を受けます。
セガールが演ずる元特殊部隊隊員のコックがその秘めたる格闘能力を活かして、テロ集団に立ち向かいます。
スティーブン・セガールの大迫力!爽快アクションを満喫できます。
記念すべき第一作目なので、見逃したくはないですね。
スティーブン・セガールのプロフィール
- 生年月日 1952年4月10日
- 出生地 ミシガン州
- 国籍 アメリカ合衆国、セルビア、ロシアの重国籍
- 身長 193cm
- 職業 俳優、保安官
- 父親はユダヤ系、母親はアイルランド系。
7歳から格闘技を始めました。
青年期はカリフォルニアのアミューズメント施設にて空手道の実演をします。
17歳で来日して英語を教えながら、禅や合気会で合気道を学びます。
その他に、剣道・柔道・空手道・太極拳などの複数の日本武道と中国武術を学びました。
なんと、合気道は七段!
はじめて外国人で日本の道場の師範を務めた人物です。
1975年に大阪の合気道道場の娘、藤谷美也子と結婚します。
藤谷文子と剣太郎セガールの二人の子供をもうけますが、1983年にアメリカへ帰国してしまいます。
1984年に女優のアドリエーン・ラルッサと結婚し、この時点では重婚の状態。
1986年に最初の奥さん、藤谷美也子さんと離婚成立しますが、その後も離婚と結婚を繰り返します。
スティーブン セガールは本当の警察官だ!
じつはセガールさん、ルイジアナ州ジェファーソン郡の副保安官として勤務する正式な警察官なのです!
「実録!スティーブン・セガール 警察24時!」という ドキュメンタリー番組もあります。
強くて正義感もあるなんて最高ですね!
プロフィールを見ただけでも、かなりのインパクトです。
スティーブン・セガールと合気道の出会い
スティーブン・セガールが武道を始めるきっかけとなった人物がいます。
合気道の開祖・植芝盛平氏。
スティーブン・セガールは、7歳の時にアメリカン・フットボールのハーフタイムショーで、植芝氏の演武を観て大きな衝撃を受けたのです。
高齢で痩身な日本人が、襲いかかる屈強な男たちを次々に倒していく…。
じつは、合気道の開祖・植芝氏は多くの伝説を残した人物だったのです。
そのオーラにスティーブン・セガールが圧倒されたのは、当然だったかもしれません。
学校を卒業したら必ず日本に行こうと植芝氏の演武を観て決意したそうです。
一方、植芝氏には日本の古武術への畏敬の念、武道に込めた思いがありました。
晩年は合気道を世界に広めようと、さまざまな国で演武会を開いていたのです。
植芝氏の志がなければ、スティーブン・セガールが武道に触れることなく、アクションスターのスティーブン・セガールは存在しなかったかもしれませんね。
スティーブンセガールの中身は関西弁を話す大阪人?
スティーブン・セガールは大阪で生活していたため、日本語はもちろんのこと関西弁も話せます。
インタビューの際、流暢な日本語だけでなく大阪弁で芸人さながらのツッコミをします。
映画の強い男のイメージとのギャップがたまらない、親近感が湧くチャーミングな人でもあるのですよ♪
そんなキャラクターを生かしたCMがあります。
アリナミンのCMで、急スピードで走る車の屋根につかまるセガールさん。
「こう見えても、疲れまんねん」とひと言。
このCMを見て思わず、吹き出して笑ってしまいました。
てっきり、日本人の声を吹き込んだものかと思っていましたが、スティーブンセガール自身の声だったのですね。
また、スティーブン・セガールは、阪神タイガースのファンでタイガースの低迷期には、こんな発言もしたそうです。
「今年も負けたらしいのう。わしゃ、もう情けないわ」
スティーブン・セガールの中身は、関西弁を話すコテコテの大阪人のようですね♪
スティーブン・セガールファンの声
【海底通信vol.314】今日はアクション映画俳優スティーブンセガールの誕生日です。沈黙シリーズで敵をバッタバッタと張り倒すシーンはいつ見ても興奮します。街のチンピラとか片手で一捻りなんですよ、痺れます。さて、今日は沈黙ということでジョン・ケージの4分33秒です。https://t.co/1Y0uda9Cg1 pic.twitter.com/3mfA6Lf2B7
— 海底都市 (@kaiteicity) April 10, 2020
「沈黙」のつかない他ジャンルのスティーブンセガール映画を考えたのだが「スティーブンセガール主演大人のラブコメディ『素敵な組手の見つけ方』」と「スティーブンセガール主演学園青春コメディ『スクールオブセガール拳』」が見たい。 pic.twitter.com/HjnZ1hX69j
— アマギ喪中リンタロウ (@rintarou) March 11, 2016
スティーブン・セガールの第二の故郷は「日本」
スティーブン・セガールは、日本を第二の故郷だといいます。
日本の歴史と文化を尊重しているとのこと。
光栄ですよね♪
スティーブンセガールは、日本滞在時に核兵器の悲劇を知ります。
映画俳優として成功後、世界に向けて反戦・反核を強く訴える平和運動を展開しました。
2005年に個人として、核兵器解体基金に10万ドルの寄付をしています。
日本での生活から、人間として大切なものを学んだそうです。
合気道からも学びがありました。
世界平和のためには、人類がひとつの家族となりお互いを認めあう社会にしていかなければならないと…。
格闘シーンでは、日本の武道の心を表現することを心がけているそうですよ。
スティーブンセガールの心の中には、私たちが忘れかけている素晴らしい日本の精神が生きているのですね。