食育という言葉を最近よく耳にするようになりました。
農林水産省も推進する「食育」。
食育基本法という法律もあり、国民に正しい食の知識を持ってもらうことを目的とした食育アドバイザーの需要は年々高まっているんです。
また、食育アドバイザーの資格はきちんと勉強すれば誰でも取得できるというのも魅力。
空いた時間に自分で勉強し、資格を取ることができるので、子育て中の主婦にもとても人気になっています。
今回は、
食育アドバイザーの勉強法、おすすめの本などについても紹介していきたいと思います。
食育アドバイザーの資格を取ろう!独学はできるの?
食育アドバイザーは国家資格ではなく、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が資格認定を一任されている民間の資格となっています。
そのため、通信教育などを受けて、自分で試験認定の試験を受ければオッケー。
では、具体的にどのように勉強をしていくとよいのでしょうか。
ちなみに通信教育を受けるという場合、費用としては数万円かかることもあります。
そう考えると自分で独自に勉強をして資格が取れたほうが安く済みますよね。
しかし、実際にJADPのホームページを見てみると、食育アドバイザーの資格を取得するには、受験資格として、「当協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムが終了した者」とあります。
つまり、
指定された認定講座を受講しなければ食育アドバイザーになることはできないんですね。
実際に認定講座に指定されているのは、資格のキャリカレという講座です。
この中の食育アドバイザー資格取得講座を受講する必要があります。
受講料は46,000円(税別)になっていますね。
合わせて独学でも学びたい!食育アドバイザーの勉強でおすすめの本とは?
まず食育アドバイザーとは次のようなことを学んでいきます。
- 食事のマナーや食文化の知識
- 栄養バランスを考えた献立
- 世代別の食生活の実践
- 安全・安心な食選び
独学でも食育アドバイザーになるための知識を学びたいという人におすすめの本はどんな本なのでしょうか。
実際に比較的新しい資格であることや通信教育での取得になっていることから、食育アドバイザーの本はあまり出回っていないようです。
食生活アドバイザーの本はたくさんありましたね。
そのため、上記に紹介したような食育アドバイザーとして知っておく必要のある内容について学べる本を読むというのもおすすめです。
いくつか紹介していきますね。
食事のマナー
・世界一美しい食べ方のマナー 小倉 朋子著
イラストを交えて、具体的な実践例が分かりやすいと評判です。
・少しのコツで印象が変わる 美しい食べ方 小倉 朋子著
日常からきちんとした場までの食べ方のマナーについてカラーで分かりやすく紹介されています。
栄養バランスを考えた献立
・知っておきたい 栄養の基本がわかる本 一般社団法人栄養検定協会
いろいろな献立本がありますが、こちらは栄養検定協会が出している本で、栄養だけでなく、体のしくみや栄養素についてカロリーなどの一覧表もあり、栄養学の基礎を学ぶにはおすすめの本になっています。
食の安全
・食のリスク学 氾濫する「安全・安心」をよみとく視点 中西 準子著
専門的な用語もあり難しいという意見もありますが、食の安全・安心について考え、ずばりと解説している本になります。
食育アドバイザーの勉強では、講座でもらったテキストや参考書をベースとして、試験対策を行っていきつつ、将来食育アドバイザーになったときに役立つよう自分の知識を広め、深めていくということも大切です。
空いている時間にさまざまな本に触れるというのもおすすめですね。
まとめ|食育アドバイザー
いかがでしたか?
食べたいものがなんでも食べることができる時代、食べるものに困らない時代であるからこそ、一人一人が正しい食について関心を持って、安全・安心なものを選択していくということが大切になります。
そういった意味では今の時代、食育アドバイザーという資格を持っておくことは、自分のためにもなりますし、周囲の人のためにも役に立つ仕事と言えますね。
私自身、
若い頃はなんでも好きなものを食べて体のことなんてあまり考えたことはありませんでした。
出産をし、子供に食べさせるものを考えるときに、やはり安全・安心なものって少ないなと思うことがたくさんあります。
スーパーに売られているものすべてが安全だとは限りませんよね。
いかに正しい食に対する知識を持って暮らしていけるかが家族の食事を作る主婦にとってはとても大切なことになってきます。
家族の健康はママにかかっています。
食育アドバイザーの資格に興味がある、取ってみたい!勉強してみたいと思っている人は今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。