ロングラン商品として超有名なカップヌードル。
続々と新商品が生まれ続けていて、私たちを飽きさせることはありません。
そこで、最近の新商品とカップヌードルの誕生について調べてみました。
話題のカップヌードル新商品
まずは、カップヌードルの最新情報です!
磯の香りがポイント!「海苔うまシーフード ビッグ」
「カップヌードル ビッグ」シリーズは、1991年に発売して以来、若者を中心にブレイクしたシリーズ。
たっぷりサイズでお腹も大満足♪
2020年8月3日(月)に新発売のカップヌードル「海苔うまシーフード ビッグ」
シーフードスープと”特製海苔うまペースト”がコラボした商品です。
このふたつ、相性バッチリなのですよ♪
最近SNSなどで話題になっている、カップヌードルのシーフードヌードルに海苔の佃煮を入れるという食べ方。
その話題の食べ方を再現した商品なんですね~!
これなら、佃煮を入れる手間が省けて便利ですよね♪
ポークと魚介のうまみをきかせた日清食品が誇るシーフードスープ。
そこに海苔のうまみと甘みを凝縮した「特製海苔うまペースト」がドッキング。
磯の香りと、隠し味のごま油の風味が広がり、よりコク深い味わいが堪能できます。
麺はつるんとコシがあり、しなやか。
具材は、イカ、キャベツ、たまご、カニ風味かまぼこ、ネギ。
この夏限定の商品ですので、どうか食べ逃しなく~♪
上品な抹茶の風味「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」
カップヌードル抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯です。
クリーミーな鶏白湯スープに抹茶の風味を加えた一品です。
鶏白湯スープがしっかりした味わいですので、意外とOKか。
但し、抹茶の香りを感じながら頂くと、不思議な感じです。
( ̄▽ ̄;) HAHAHA… pic.twitter.com/B6bIGNghRP
— すってんぱれ! (@suttempare) July 23, 2020
2020年7月6日に発売された「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」
クリーミーで濃厚な鶏白湯スープに上品な “抹茶” の風味を加えた、まろやかな味わい♪
麺はつるんとコシがあり、しなやか。
具材は、味付鶏ミンチ、ネギ、ニンジン、コーン。
鶏白湯スープは濃厚なイメージですが、決して“くどさ”を感じさせません。
キレの良い口当たりに後味の良さが際立ちます。
抹茶はあくまで風味程度なので、決して主張しすぎていません。
抹茶感を存分に楽しみたい人には「あれ?」となってしまうと思われます。
しかし、さすが日清!
ちゃんと美味しい商品に仕上がっていますよ♪
“辛うま”が夏にピッタリ!「カップヌードル レッドシーフードヌードル」
1984年7月の発売以来、大人気商品となった「シーフードヌードル」が、さらに暑い夏に食欲をそそる辛口アレンジで登場!
7月20日に発売された「カップヌードル レッドシーフードヌードル」
2013年から毎年発売されている、もはや暑い季節の定番となった夏限定の人気商品です。
お馴染みのポークと魚介のうまみをきかせたシーフードスープ。
そのスープに、唐辛子、粗びき黒こしょうをプラスして “辛うま” な味わいが特長となっています。
具材は、イカ、キャベツ、たまご、カニ風味かまぼこ、ネギ。
麺は他の商品と比べると若干厚みがありません。
カップヌードルシリーズらしい幅広な麺ですが、やや幅が狭めな麺です。
そのため、非常にすすり心地の良さが際立っています。
粗挽き黒こしょうは素材の性質上、容器底にたまりがち。
容器底からよく混ぜるようにすると、辛うまの味わいをさらに楽しむことができますよ♪
夏限定にしておくには、もったいない!という声もあるほど。
“辛うま”の味わいがクセになると大好評なのです♪
海に行けなくても、シーフードヌードルを食べれば海を感じられるかもしれないとお伝えしておりましたが、もっと海を感じたい、という方は海苔の佃煮をちょい足ししてみてください。海がやってくるはずです。#夏はシーフード #キャビアではない pic.twitter.com/evOc0LPCIJ
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) July 24, 2020
ちなみに定番商品「カップヌードル シーフードヌードル」は夏の海を
連想させる “パラソル” をデザインしたかわいい夏季限定パッケージで発売!
暑い夏は2種類の「シーフードヌードル」を楽しんでくださいね。
カップヌードルの誕生は?人気商品になったのは何故?
1971年に販売を開始した「日清カップヌードル」
カップヌードルの誕生は日清食品の創業者である安藤百福(ももふく)さんが、「日清チキンラーメン」を初めて欧米に売りに営業に出たことからでした。
世界で親しまれるようにカップ式を考案
1966年に、袋めんの「チキンラーメン」を売り込みに米国のスーパーマーケットに出向いた安藤さん。
現地で訪れたスーパーの担当者たちは、「チキンラーメン」を小さく割って紙コップに入れ、お湯を注ぎフォークで食べはじめたそう。
アメリカに、どんぶりや箸がなかったからです。
そこで安藤さんはインスタントラーメンを世界食にするために、麺をカップに入れてフォークで食べる新製品の開発を始めました。
“逆転の発想” で問題を克服・ロングラン商品が誕生!
知り合いのケーキ屋さんにカップヌードルのケーキを作ってもらったのですが、思っていたよりガチだった件。#アイスケーキ #カップも食べられる pic.twitter.com/P4TYFNOT7w
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) January 7, 2020
新製品の開発は、容器を作ることから始まりました。
理想とする容器は”片手で持てる大きさ”
40種類近くもの試作品を作って検討を重ねた結果、紙コップを大きくしたコップ型を採用。
素材は、軽くて断熱性が高く、経済性にも優れた発泡スチロール。
しかし、当時は薄く加工し、片手で持てる大きさに成型することは大変なことでした。
そこで、米国の技術を導入し、自社で臭いのない食品容器を製造することに成功。
カップの形状は、輸送中にカップの中で麺が揺れ動き、壊れてしまわないよう工夫しました。
カップの底より麺を大きくしてカップの中間に固定する〈中間保持法〉を採用。
しかし、いざ麺をカップに収めようとすると、傾いたり、ひっくり返ったり…。
そこで、安藤さんはが、”逆転の発想”をします。
カップに麺を入れるのではなく、麺を下に伏せておいて上からカップをかぶせるというもの。
このアイデアで確実に麺をカップに入れることが可能に♪
工場での大量生産が実現したのです。
ほかにもカップヌードルは容器のフタや具材、麺の揚げ方など、さまざまな工夫がされています。
安藤さんの言葉に「ひらめきは執念から生まれる」というものがあります。
さすが大物のならではの言葉ですね。
この信念から、新しい素材や技術の導入はもちろんのこと、自らも新しい手法を次々と発案。
そして「カップヌードル」はロングラン商品となったのです。
「カップヌードル」の人気に火をつけたのは、1972年2月のこと。
日本中を驚かせた、連合赤軍による「あさま山荘事件」がきっかけでした。
連日テレビで中継され、山荘を取り囲む警視庁機動隊員が、カップヌードルを食べている映像がながれました。
これが思わぬアピールとなり、この映像をきっかけにカップヌードルは売れ出したのです。
世界中で愛され続けるカップヌードル♪
明日は #海の日。
海に行きたいのに行けない時はシーフードヌードルを食べれば海を感じられるかもしれません。#夏休み #夏はシーフード #新CM #ダンス #在宅海ダンス pic.twitter.com/Hr8Nbh0Rwj— カップヌードル (@cupnoodle_jp) July 22, 2020
いまや「カップヌードル」は「Cup O’Noodles」の名で、世界中で販売されています。
1973年にアメリカ進出後…。
ブラジル、シンガポール、香港、インド、オランダ、ドイツ、タイなどで親しまれるほどに。
それぞれの国や地域の人の好みに合わせた商品作りが、世界にも受け入れたと思われます。
いまだに新商品が生まれ続け、私たちを楽しませてくれるカップヌードル。
今後も長~い、お付き合いになりそうですね♪