1月18日に世界一受けたい授業 日本の危機2時間SPが放送されます。
この放送の特別授業では,大ヒット本「こども六法」が紹介されます。
こども六法は2019年8月に発行されましたが,手に取られましたか?
話題の一冊ですから,私もパラパラと読んだことがありますが,実はまだきちんと読んだことはありません。
話題のこども六法,「こども」だけではなく,大人が読んでもとても勉強になりそうですよね。
こども六法とは一体どんな内容なのでしょうか。また,この本を書いた作者の思いとは?気になりますよね。
こども六法について調べてみました。
こども六法の作者は山崎聡一郎さん
山崎聡一郎さんは、いじめ問題解決に携わる教育研究者にして、写真家、声楽家、俳優、司会者などとしての顔を持つマルチ才能な方です。
1993年10月26日生まれの27歳、埼玉在住で未婚の男性です。
こども六法の著者である山崎聡一郎さんのインタビューです。
元々は山崎さんが研究活動の一貫として作成,自費出版していたものだそうですよ。
そして,クラウドファウンディングの支援を利用して,全国出版を目標としていたようですね。
現在は話題で,売り切れ続出のこども六法ですが,実は出版までには色々な活動があったそうです。
こども六法ってどんな本?内容は?
「六法」は日本における主要な6つの法律のことですよね。
このこども六法は『大人でも難解な法律をイラストつきで、誰でも楽しんで読めるように書き直したものです。』と紹介されていますよ。
「大人にとっての犯罪が、子どもの日常であってはならない」
やってはいけないことの線引きをきちんと理解することはとても大切ですよね。
それを子供のときからちゃんとできるように,分かりやすいイラストと法律で説明されています。
動物たちのセリフは小学校低学年の子供でも理解できるように書かれています。子供の小学校の図書室にもこども六法は置かれていました。
マンガ感覚で初めは手に取る子供が多いようですが,一つ一つの行為が実際にはどのような法律に反するのか,条文をかみ砕いて説明されています。
正しい知識をつけることはもちろん,気軽に言っていた言葉は犯罪にもなり得るということや,もしものときには自分を守る手段としても役立つ一冊ですね。
また、この本は8月に発売されたのですが,8月中の刊行にこだわったのにも理由があるそうです。
それは「9月1日問題」です。9月1日といえば,子供たちの夏休み明けですよね。ここ最近特に,夏休み明けの子供の自殺が問題視されているのです。
そのため,この「9月1日問題」を意識して,困っている子供に届けるための8月中の刊行だったのだそうです。
実際,こども六法のHPでは『第7章 いじめで悩んでいるきみへ』が公開されていますよ。「いじめ防止対策推進法」が紹介され,いじめや学校でのトラブルに悩んだ時のヒントが書かれています。
困ったことがあれば助けてくれる大人が必ずいるというメッセージが書かれているのです。
こども六法の口コミ
では,こども六法を読んだ人の感想を紹介してみましょう。
こども六法、ほんとにおすすめ。道徳とか気持ちとか個人個人で差がでてくる曖昧なものでなく、明文してるからわかりやすいし、意外に知らないことがあるから大人にもぜひ>RT
— きや (@kiyaki_R) January 13, 2020
もしすぐには理解できなくても、何かあったときに目に触れるよう、そっと本棚に置いておくべき本、たくさんありますよね。
私も甥っ子が小学生になったら、山崎聡一郎さんのこども六法をプレゼントしようかと考えています。
— あらいみほ (@JunmaiGinjooooo) January 12, 2020
自分が読もうと思って買った『こども六法』、息子が持ち歩いているのでまだ読めていない…。
— かや乃 (@kayanoyasan) January 9, 2020
ツイッターでの感想なので,子供というより大人の感想ですが,大人にもぜひという感想が多いですよね。
私も読んだ時,第一声は「へー」でした。
知らないことってすごく多いですし,自分の理解と実際の法律の相違もあったりして,改めて勉強になりますよ。
法律や道徳の勉強として子供に説明すると聞く耳持たないこともありますが,動物のイラストによって,面白い本と思うようです。
ゴーン氏のあれこれを踏まえて読むと沁みる『こども六法』 pic.twitter.com/8Thop8IYi5
— emDA (@emDA) January 9, 2020
実際の身近な事件やニュースと合わせて読むと色々勉強になりますね。
こども六法のまとめ
今回は,世界一受けたい授業の特別授業で紹介されるこども六法を調べてみました。
今や話題の一冊となっていますが,著者の思いは「きみを強くする法律の本」というように,自分自身を守るための一冊ですね。
もちろんこどもだけではなく,大人でも楽しんで読むことができます。
番組ではクイズ形式で法律問題が紹介されるようです。日常のあれこれは実際法律としてはどうなのでしょうか。
気になる方は番組で確認してくださいね。