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出産時の高額療養費制度の使い方

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高額療養費制度と聞いても実際いったいなんなのかわからない
難しそうな手続きなんじゃ?なんて人多いんじゃないでしょうか。

 

実際私も切迫早産で入院した際利用しましたが、いったいなんなのか?
というのは全然理解できていませんでした。

 

出産時に使えるのか?というところから、

どのように申請するものなのか、まとめてみました。

 

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高額療養費制度とは?

高額療養費制度というのは、家計への医療費の負担が重くならないように、

医療機関や、調剤薬局窓口で支払う医療費が、

1ヶ月の間(1日〜末日まで)に、上限額を超えた場合、

その超えた分を支給する制度のものです。

 

上限金額は

・年齢

・所得

に応じて決められています。

 

 

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高額療養費制度の申請の仕方

高額療養費制度が何かわかったところで、申請方法がわからなくては、

制度を利用することができませんよね。

 

では、どのような人が

制度を利用することができるのでしょうか。

 

 

制度の対象となるかどうか

出産時、なんの問題やトラブルもなく出産を終えた場合は、

高額療養費制度の対象にはなりません。

 

  • 帝王切開
  • 吸引分娩
  • 鉗子分娩
  • 骨盤位分娩

などの場合、

出産にかかった医療費は、高額療養費制度の対象になります。

 

また、出産時だけでなく

  • 切迫早産
  • 切迫流産

での治療にかかった費用も

高額療養費制度の対象になります。

 

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高額療養費制度の申請方法

事前に申請する

 妊娠中に、切迫早産になってしまったり、

帝王切開での出産が決まったとき。

事前に申請しておけると便利ですよね。

 

私は切迫早産で入院していたときに、

事前に帝王切開になるのが決まっていたので、

入院期間中に申請を終えました。

 

事前に申請ができると、

退院時の支払いを抑えることができます。

 

社会保険に加入している場合は、勤め先の会社、または、社会保険で、
国民健康保険に加入している場合は、それぞれの自治体にて申請をします。

 

加入している保険によって変わりますが、

「健康保険限度額適用認定申請書」

というものを提出することが多いようです。

 

申請書には、

  • 保険番号
  • 捺印

が必要な場合がありますので、

保険証や印鑑があるといいですね。

 

私は入院中だったので、主人が勤め先とやりとりしてくれていて、

手続きが完了していました。

 

会社へ確認する前に病院へ聞いてみるのもいいですね。

 

 

後から申請する方法

妊娠・出産は想像や予定していた通りには進まないものですよね。

陣痛の最中に緊急で帝王切開に切り替えることもあります。

 

その場合、

高額療養費制度の申請は、退院の際の支払いを終えた後に
健康保険窓口にて手続きをします。

 

「健康保険高額療養費支給申請書」

というものを提出することになります。

 

申請するとき

  • 健康保険証
  • 印鑑
  • 領収書
  • 払い戻し用の口座の通帳やカード

があると、記入がスムーズにできると思います。

 

払い戻しはいつになるのか?

気になるところですが、支給されるまで、

少なくとも約3ヶ月はかかる

と厚生労働省からの通達が出ています。

 

3ヶ月はちょっと長い期間で、

本当に払い戻しを受けられるか不安になりそうですが、

気長に待ってみてくださいね。

 

 

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高額療養費の申請する場所は?どこへ行けばいいの?

実際に行くところといえば、

自治体、勤め先の担当部署や窓口、それから病院の窓口くらいです。

 

 

申請は保険証に書いてある保険者が申請先になります。

保険組合や保険協会と書いてあるものが、申請先です。

 

それぞれ担当窓口などが異なりますので記載されている申請先へ、

電話をして確認してみるのが一番です。

 

 

私の場合は、切迫早産で入院が長くなりそうとなったとき、
主人が病院のナースステーションに聞いてくれていました。

 

それから、

事前申請ができる。ということを知ったので、

主人の勤め先の会社に聞いて、申請先に問い合わせ、

申請をし、後日郵送されてきたものを病院に提出。

 

という感じで、事前申請をしました。

 

私自身は入院中ということもあり、

どこかへ出向くということはありませんでした。

 

事前申請をしている場合、退院時の支払いは

  • 自己負担限度額
  • 食事代
  • 保険適用外の費用(差額ベッド代など)

の合計したものになります。

 

 

医療費が上限額を超えるか微妙だな。

といったときにも申請しておいて損はないので

しておけると安心です。

 

 

事後申請の場合、事前申請と違い、いったん医療費の支払いがあります。

 

退院後、保険者に対して「高額療養費の支給」の申請をします。

 

この場合、

医療機関でもらった領収書が必要になりますので、
大切に保管してくださいね。

 

必要書類を事前い準備できるとスムーズに申請ができると思います。

 

申請書などは、加入している保険組合のHPから
ダウンロードすることができる場合もあります。

 

 

窓口での支払いが高額になって厳しい!というときには

「高額療養費貸付制度」

というものもを利用することができます。

 

これは、借金ではなく、高額療養費の前払いと考えていただければOKです。

詳しくは問い合わせをしてみてください。

 

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申請には期限はあるの?

高額療養費制度には、申請の期限があります。

 

申請の期限は

治療を受けた翌月1日から2年以内です

2年以上経ってしまうと、出産時の治療に関しての

高額療養費制度の申請ができなくなってしまいます。

 

手続きは意外と簡単なものですので、

後回しにせず、早めに済ませておきましょう。

 

 

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まとめ

 

高額療養費制度と名前だけ聞くと

なんとなく難しそうな気がしますよね。

 

でも、実際はとっても簡単な手続きなんです。

 

赤ちゃんの誕生を喜ぶ反面、

高額の医療費を支払うことになると、

これから子育てにお金がかかるのに、

ちょっとお財布寂しくなりますよね。

 

なんのトラブルもなく

出産を終えられるのが一番いいですが、

もし、治療などを受けることになり、

医療費が高くなりそうだな。

と思うことがあれば、

是非申請をしてくださいね。

 

緊急帝王切開など、

事後申請の場合は期限を忘れないよう、

早めに申請することをオススメします。

 

 

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