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トンガ王国ってどんな国?場所や歴史、食べ物や観光スポットのご紹介!

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あまり身近でない国と感じられる方も多いトンガ王国ですが、ラグビーが盛んで、ワールドカップには7回も出場しているんですよね。

南の島のイメージはありますがどんな国なのでしょうか?

そこで南太平洋の島々からなる美しい国、トンガ王国について調べてみました。

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トンガ王国場所はどこにあるの?

太平洋南西の南太平洋に浮かぶ国家で、オーストラリアとハワイのほぼ中間にあたるそうです。

オセアニアのポリネシアに属し、サモアの南、フィジーの東、ニュージーランドと赤道の間で日付変更線のすぐ西に位置しているので世界でも早くに朝を迎える国として有名です。

トンガ王国は、4つの諸島と150あまりの島々で構成されています。

ほとんどが無人島で人が住む島は52ほど、トンガ王国の島を全部集めても面積は、約700平方kmで日本の対馬ほどの大きさしかありません。

日本から行く場合、直行便はなく、ニュージーランドやオーストラリアを経由しなければいけません。

首都のヌクアロファは最大の島であるトンガタプ島にあります。

イギリス連邦加盟国。

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トンガ王国の歴史

トンガへの最初の植民者はサンタ・クルーズ諸島から船で渡ったことが分かっています。

これは考古学的な証拠があるとのこと。

紀元前4000年頃に東南アジアにいたラピタ人(オーストロネシア語を話す人々の祖先)がポリネシアに移住してきました。

トンガの植民はこの動きの一部となります。

ラピタ人は、現在トンガ・サモア・フィジーと知られている島々で1000年にわたり生活していました。

人類学者たちはこのトンガ・サモア・フィジーをポリネシア文化と文明の発祥地としています。

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トンガ王国の有名な食べ物

体が大きなことで知られているトンガの人たちは食べることが大好きです。

ココナッツやココナッツミルク、バナナやパパイヤ。

種類の豊富な魚介類。

現代では豚肉、イモ、油分の多い食事を好んで食べられています。

 

南国感、満載です・・・。

ますます大きな体になりますね~!

トンガの主食

主食は芋類が中心となります。

たくさんの種類があります。タロ (大きな里芋)・マニオケ(キャッサバ芋)・クマラ(スウィートポテト)・ウフィ(ヤムイモ)など。

イモに食感が似ているメイ(パンの実)という主食もあります。巨木にできる実でハンドボールからバレーボールほどの大きな実です。

美味しい食材ですが年に3回しか実をつけません。

肉類

肉類は豚肉・鶏肉を食べることが多いです。

ニュージーランドから冷凍の脂身が多い羊肉(切り落とし)が入ってきます。

牛肉も食べられます。

魚介類

魚や貝、タコなども食べられます。

トンガの離島で、なまこ漁が盛んですがトンガの人たちはなまこを食べません。

処理をしてから中国へ売られます。

トンガの国民食

ルーという国民食があります。

タロイモの葉のことをルーと呼びます。

ルーに肉や魚介の具とココナッツミルクを入れてバナナの葉で包んだ包み焼きした料理もルーと呼びます。最近ではバナナの葉の代わりにアルミホイルを使うことが多くなっています。

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トンガ王国の観光スポット

美しい珊瑚礁と果てしなく広がるコバルトブルーの海!
トンガ海溝からわいてくる海洋深層水には、ミネラルが多く含まれ周囲の海域は水中生物も豊富です。

また、この海域は水質汚染もなく重金属類の有害な物質も検出されないそうですよ!

そんなきれいな海にあるトンガ王国には、素晴らしい観光スポットもたくさんあります。

1年をとおして、平均気温は20度~25度と、熱帯雨林気候に属しているものの湿度も高くなく、おだやかな気候で4月~5月と10月~11月がベストシーズンです。

何と言っても雄大な自然がトンガ観光の魅力で、真水のように透明な海でくじらと一緒に泳ぐホエールスイムや、夕日に浮かぶ壮大な天然噴水ショーなどが楽しめます。

ホエールスイム

「くじら王国」とも呼ばれるトンガ王国でホエールスイムツアーは、観光の目玉です。2005年から2016年まで、水中でのクジラ遭遇率100%といわれています。

クジラの中でも大型鯨類のザトウクジラを水中で、そして目の前で見ることができるなんて、素晴らしいですね!

マプアバカ・ブローホール

トンガタプ島のヌクアロファから西に13kmほど行った、海外沿いのホウマ村近郊にブローホールはあります。

「ホウマの潮吹き穴」「ホウマのブローホール」と呼ばれ、5kmほどの海岸線の至るところにサンゴ礁の通気孔があり、波がその通気孔から空に向かって20m以上も吹き上がります。波のうねりの強い日には30mの水柱が立つこともあるとか。

また、夕日に染められた水柱は一段と素晴らしいそうです。

トンガでは「酋長の喉笛」と呼ばれ、ブオーっと音がなるのが特徴です。

ハアタフビーチ

トンガ王国で人気のビーチリゾートといえば、トンガタプ島北端のハアタフビーチ。

海水の透明度が高いので浅瀬ではシュノーケルでサンゴや魚を見ることが出来ます。

さらにすごいのが、運が良ければクジラのブリーチングを見ることもできるとか。

サーフィンのスポットとしても有名で、一般の人も楽しめるサーフィンスクールもあります。

そして広大な美しい海に沈む夕日を想像できますか?
ハアタフビーチに沈む夕日は「世界一」の美しさとも言われているんですよ!

波の音に耳を傾けながらのんびり過ごせば、日頃の疲れも一気に吹き飛んでしまいそうですね!

アナフルケイブ

トンガの首都ヌクアロファから東に20kmほど行くと、トンガタプ島唯一の淡水プール、アナフルケイブの洞窟があります。

この洞窟は鍾乳洞で、洞窟の中では現地の観光ガイドさんがついて、ライトアップされた洞窟内で鍾乳石と石筍の間を泳ぐツアーがあります。

洞窟の中の深い天然のプールを泳いで不思議な体験をするのもいい思い出になりますね。

泳ぎ疲れて外に出れば、雄大な太平洋を一望することもできるので、時間を忘れてゆっくりと過ごすのもいいですね。

ハアパイ諸島・ウオレバ島

 

ファファ島

 

フファンガルベ

 

ババウ島

 

 

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トンガと日本の深い関係

トンガの人は体が大きいと言われています。トュポウ4世国王はとくに大きかったそうです。

身長196cm。体重は最大の時でなんと209キロを超えていたと!

ギネスブックに「世界一重い君主」として登録されました。

ポリネシアの王様らしく、大きくてたくましい優しい人でした。

亡くなられたとき国中が悲しみに包まれたそうです。

国民に愛されていた偉大な王様だったのですね。

国王4世は親日家

1965年から2006年までトンガを統治していた トュポウ4世国王。

大の親日家として有名。 皇太子時代に日本に5回訪れています。

国王になってからも何度も来日。

靖国神社への参拝や昭和天皇の大喪の礼にも参加されています。

トンガにそろばんや相撲などを普及させました。

大相撲の朝日山部屋へ力士を6名送り出しています。

そろばんは現在日本では学ぶ人が少なくなりましたが、トンガでは今でも人気があります。

トンガの小学校では、そろばんや日本語が教えられています。

それぞれに大会があるそうですよ。

トンガ王国と日本の皇室

トンガ王国と日本の皇室は深い友好関係があります。

2006年9月トゥポウ4世国王がなくなりました。

その葬儀には日本の皇太子時代の天皇陛下が駆けつけました。

大の親日家の国王。当時の天皇陛下からも常に歓待を受けていました。

皇太子時代の天皇陛下とトンガとの深い関係はその後も続きました。

2008年トゥポウ5世の戴冠式が挙行された時も、式典の最上席の一角で見守られました。

現在のトゥポウ6世国王は2012年に即位しました。

2015年に戴冠式が首都ヌクアロファの教会で行われました。

皇太子夫妻時代の天皇皇后両陛下が出席。

王女と並んで儀式を最前列から見守られました。

両陛下の宿泊先に国王から子豚の丸焼きといった伝統料理が届けられるなどの、おもてなしを受けられました。

 

長い間、友好関係が続くことは喜ばしいことですね。

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ラグビーのトンガ代表 チーム

ラグビーのトンガ代表チームは日本でプレー経験のある選手が多く在籍。

日本のラグビーファンにもお馴染みのチームです。

イカレ・タヒ(海鷲)という愛称で知られています。

外国の代表チームの中でもひときわ大きな体格の選手が揃っています。

キック前に行われる「ウォークライ(戦いの雄叫び)」と呼ばれる儀式。

ニュージーランド代表の「ハカ」がよく知られています。

トンガでは「シピタウ」と呼ばれるトンガの伝統的な戦闘ダンスがあります。

拳をフィールドに叩きつけたり振り上げたり。そのダンスと掛け声の迫力には圧倒されるものがあります。

ニュージーランド代表とトンガ代表の対戦の時には、ハカとシピタウが対抗するようなかたちで披露されました。会場の盛り上がりはピークに達しました。

 

想像しただけでもぞくぞくしますね♪

赤いユニフォームが印象的でした。

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トンガ王国の口コミ

https://twitter.com/IDRC_2019/status/1161913662447079424
https://twitter.com/BossaNova1182/status/1072457039199289344

 

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南太平洋トンガ王国 まとめ

日本から遠い遠い国トンガ王国。南太平洋の青い空と海。美しい景観はあこがれですね。

時間の流れもゆったりとしているのでしょうか。

いそがしい毎日で、おおらかな心を忘れがちです。

たまには遠い国に心をむけるのも癒しにつながるかもしれませんね♪

一度は行ってみたいと思います。

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