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「所さん!大変ですよ」ナンは日本独自のもの?インドカレー店の進化

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3月5日の「所さん!大変ですよ」で、インドカレーに欠かせないナンの裏話を取り上げます。

日本のインド料理店で当たり前のように出てくるナン。

じつはインド人には馴染みのないものでした。

そこで、ナンとインドカレー店について調べてみました。

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ナンにまつわる驚きエピソード

インドカレーといえばナンがつきもの。

この常識を作ったのはインド料理業界で有名な人物でした。

なぜ、そのようになったのかを追跡します。

さらにインド料理店で多くのネパール人が働く理由を調べるため、取材班はカトマンズへ!

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「インドカレーといえばナン」は間違い?

インド料理店でおなじみの光景といえば、銀色の大きなお皿の上にカレーと野菜サラダ、そしてお皿からはみ出した巨大なナン。

おいしくってペロリと食べてしまいます。

時にはおかわりをすることも♪

しかしカレーの本場のインドでは、すべての人が日常的にナンを食べるわけではありません。

「え~!カレーといえばナンでしょう!?」 と私は単純に思っていましたが、どうやら事実は違うようです。

そもそもナンはインド発祥ではなく、起源はペルシャ料理にありイランの食べ物。

ムガル朝の時代にインドに持ち込まれました。

北インドやパキスタンの一部では日常的に食べられていますが、それ以外の地域では高級寄りのレストランで出されるくらいで、多くの庶民には身近ではありません。

日本に来て初めてナンを見たというインドの方もいます。

驚きですね!

ナン・バターチキンカレー・タンドリーチキンといった組み合わせの、日本人のおなじみのメニューは北インドの料理がルーツになっています。

インドには南インドスタイルや東インドのベンガルスタイルなど地域によって様々な料理が存在。

多くの地域でナンは主食ではないのです。

 

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なぜ北インドのスタイルが定着したか?

 

日本で北インドのスタイルの店が定着したのは何故か?

意外にもロンドンが関わっています。

インドがイギリスの植民地だった時代。

イギリス人駐在員たちは、現地のインドの使用人がイギリス人向けにアレンジしたインド料理を食していました。

そしてインド独立後、本国に戻ったイギリス人に向け、今度はインドやバングラディッシュの人たちがロンドンに移り住みインド料理レストランを開業。

ヨーロッパ人向けのレストランということで、パンに似ているナンを出しました。

そのスタイルが「インターナショナルインド料理」として各国に広まり、逆輸入の形でインドに入ることに。

そして日本でも広まっていきました。

 

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「インネパ店」誕生

 

このロンドンスタイルを取り入れたインド料理店が日本で大人気になりました。

クリーミーなカレー・エキゾチックなタンドリー料理・焼きたてふかふかのナン。

日本人に一番ウケるスタイルとして多くのインド料理店が採用。

すっかり定番化しました。

しかし日本ではさらにこのスタイルが変化することに!

「インネパ店」の誕生です。

「インネパ店」とはネパール人が経営するインド料理店の通称です。

近年はインド人経営の店より、ネパール人が経営する店が増加。

もともとインド料理店では、よくネパール人が雇われていました。

やがて彼らが独立して、インド料理店を始めたのが「インネパ店」の始まりと言われています。

日本人が喜ぶものを追求し、ナンは大きく甘くフカフカになっていきました。

野菜サラダやカレーのスタイルも日本人好みに、次々とアレンジされています。

最近ではチョコレートナン・ハニーチーズナン・明太子ナン・あんこナンなどを出す店も♪

そして、なんと居酒屋のようにアルコールメニューも登場。

 

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都内でカレー&お酒を楽しめるお店3選

 

それでは日本人好みに進化したお店を紹介!

インドやネパールの味、そしてお酒を堪能してくださいね♪

 

シャングリーラ蒲田店

 

蒲田で創業23年。

インド・ネパール料理伝統のレシピがベース。

さらにシャングリーラならではの味と技のコラボ。

スパイスは確かな品質のものを使用。

辛さの調節も可能。

テイクアウトも OK。

一番人気はチーズナン♪

ラッシーの種類も豊富で 、マンゴ・ココナッツ・ストロベリー・ブルーベリー・カシスがあります。

飲み放題のコースもあります。

https://twitter.com/Peacefullll_fTW/status/1056140921467617281

 

東京都大田区西蒲田7-44-5 カマタITビル3F

☎ 050-5869-0592

インド料理&バー サッカール

 

本場インドカレーをライスやナンがお代わり可能なランチやお得なセットがあるディナーで楽しめます。

辛さは調節できます。

ナンの大きさにビックリする人も♪

料理・ドリンク・セットメニューは出前、テイクアウト可能。

アルコールの種類も豊富です。

飲み放題コースもあります。

 

東京都江東区南砂 2-2-16 東陽町グリーンハイツ1F

☎ 050-5597-3609

勝どきスリスティ

 

勝どきサンスクエアの地下1階にある隠れ家的インドダイニング。

大江戸線勝どき駅からすぐの便利な場所にあります。

日本人の味覚を追求し続け、本場の味わいを損なうことがない料理を提供。

貸切パーティーにもおすすめです。

 

東京都中央区勝どき1-7-1 勝どきサンスクエア B1F

☎ 050-5592-7107

 

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ビジュアル最高!ナンが美味しいお店の口コミ

https://twitter.com/araiguma358/status/1214193015348023297

 

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ナンは日本独自のもの?インドカレー店の進化まとめ

 

私たちの思い込んでいるインドカレーのスタイルは、本場インドのものではなかったのですね。

でも日本人に大人気なことは間違いなし!

本場のインド料理店もどんな感じか興味がわいてきました。

「インネパ店」も本場のインド料理店も、それぞれの魅力があると思います。

色々な形があって選択肢が増えるのは良いことですよね♪

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