秋頃を過ぎ、冬が近づくにつれて心配になるのがインフルエンザ。
10月頃から予防接種を受ける人も多いのではないでしょうか。
ところで、子供にインフルエンザの予防接種はさせていますか?
予防接種による副作用が怖くて子供に受けさせるかどうか迷っているという人もいるでしょう。
私自身、1歳2歳の娘たちを育てていて最近小児科へ予防接種に行ってきました。
同じように副作用が心配な気持ちはすごく分かります。
今回私自身の経験も踏まえて、子供にインフルエンザの予防接種は受けさせるべきなのか、受ける際の注意点や副作用について紹介していきたいと思います。
子供にインフルエンザの予防接種は受けさせた方がいい!?熱があった場合の対応とは?
基本的に予防接種は、子供の全身状態が良いときに受けるもの。
熱があったり、具合が悪い場合、予防接種の副作用かがあとで分からなくなってしまうからです。
例えばインフルエンザのワクチンを打って、熱が上がったとしてももともと熱があれば副反応なのかどうか分かりませんよね。
また、風邪などを引いている場合、なんらかのウイルスと体が戦っている状態です。
この状態で、濃度の低いインフルエンザウイルスを注射するわけですから、具合がさらに悪くなったりすることも心配になります。
基本的に37.5度を上回っている場合は、別の日に予防接種を行いましょう。
また、病院によっては微熱で軽度の鼻水や咳が出ていてもそのほかに特に問題なければ予防接種をする場合もありますね。
しかしそれは大人の場合。
子供の場合は、風邪がきちんとよくなってから予防接種をしたほうが無難です。
あとで体調が悪くなったときに予防接種のせいだとは考えたくないですよね。
しばらくそのことで悩むくらいなら、元気なときに予防接種をしてあげましょう。
副作用が心配!インフルエンザワクチンによる子供への影響は?
子供によってワクチン接種後の副作用の出方はさまざま。
代表的な副作用についてまとめてみました。
・微熱
・注射したところの発赤・腫脹・痛み
だいたいこれらの症状は、2~3日で治ると言われています。
子供で注意したいのは注射したところを掻きむしってしまうこと。
掻きむしると出血したり、腫れがひどくなってしまいます。
特に注意したいのはお風呂です。
皮膚は温まるとかゆみなどの症状が強くなってしまいます。
そのため、お風呂に入っているときに注射したところをボリボリ掻きむしってしまうことがあるので、気をつけてみてあげてください。
あまりにも掻くようであれば、お風呂から早めにあげて、皮膚を冷やしてあげましょう。
氷は冷たすぎるので、水に濡らしたタオルでもよいですね。
それから肌が露出していると掻いてしまうので、お風呂から上がったらできるだけ早めに長袖を着せてあげてください。
あまりにもかゆみが強い、注射部位が異常に腫れている、赤くなっているという場合には病院を早めに受診するといいですね。
稀にワクチンにアレルギー反応を示して呼吸困難などの症状が出る子もいます。
接種して30分から1時間はそのような副作用の出現に注意しましょう。
病院も何かあったときに受診できるよう、ワクチン接種が診療終了時間の30分前までになどと決まっているところもありますよね。
まとめ|子供にインフルエンザの予防接種
インフルエンザワクチンは、インフルエンザを完全に予防することはできません。
ただ、前もってワクチンを打ってくと症状が軽くて済むと言われています。
また、保育園や小学校などで集団生活をしている場合は周りに感染を広めないという意味で接種が推奨されています。
我が家でも娘たちは保育園に行っているので、予防接種をお願いしますと言われ、この間家族みんなで接種してきました。
一方実際にインフルエンザのワクチン接種後に死亡したというケースがここ数年何件かあるのは事実です。
しかしワクチンとの因果関係は不明。
どんなワクチンでも受けるときには副作用の心配はあります。
しかし、病気にかかってしまったときのことを考えてみて、副作用のリスクを上回り、それでも受ける必要があるとしたならば、接種していきましょう。
ワクチン接種は特に慎重になりますよね。
ママもみんなが受けているから受けるではなく、ワクチンについて正しく知り、よく説明書などを読んでみるとよいですよ。
みんな受けているから受けるというのではなく、自分なりに調べてみて納得した上で予防接種を子供に受けさせてあげましょう。
また、インフルエンザワクチンが足りないとニュースで話題になっていたこともありましたよね。
受ける前には必ず予約をしてからいくようにしましょう。
今回紹介した内容が参考になれば嬉しいです。