伊勢神宮の神様は何の神様?日本で一番偉い神様とは?

伊勢神宮は天皇家と深い由縁があり、日本の一番偉い神様が祀られていると言われています。

では、伊勢神宮の神様は何の神様なのでしょうか?なぜ日本の最高位で一番偉い神様なのでしょうか?

伊勢神宮の神様や伊勢神宮の構成、参拝の作法やルールなどをまとめてみました。

伊勢神宮の神様は何の神様?日本で一番偉い神様とは?

伊勢神宮は、大きく内宮と外宮で構成されています。

内宮(ないくう)には「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が、皇室の祖先神であり国民の総氏神様としてお祀りされています。

天照大神は女の神様で、太陽を象徴する神様であり、皇祖神で国民の総氏神様でもあるのです。

天岩戸の「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が日本で一番偉い神様だったのですね。

祭事の際には、神前で「天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)」と名を唱えるそうです。

 

外宮(げくう)には「豊受大御神(トヨウケオオミカミ)」が、衣食住はじめ諸産業の守護神としてお祀りされています。

また、「豊受大御神(トヨウケオオミカミ)」も女の神様で、もともと天照大御神のお食事や身の回りのお世話を司る御饌都神(みけつかみ)でもあります。

伊勢神宮ってどんなところ?

あまりにも有名な伊勢神宮。日本人として知っておくべきことがたくさんありそうですね。

どんなところなのでしょうか?

伊勢神宮のはじまりは?

今から2000年前、天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまは奈良の都、皇居内でお祀りされていました。

よりふさわしい場所を求めて倭姫命(やまとひめのみこと)を※御杖代(みつえしろ)として諸国巡りをしました。

そして「伊勢が素晴らしいので、この国にしようと思う」とお告げがあり伊勢に鎮座したのです。

気候が穏やかで海や山の幸に恵まれた場所であることが理由といわれています。

とても神秘的なお話ですね。

 

※御杖代…神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者

伊勢神宮の構成は?

「お伊勢さん」「大神宮さん」と人々に親しまれている伊勢神宮。

正式にはシンプルに「神宮」といいます。

内宮(ないくう)と外宮(げくう)をはじめ14所の別宮(べつぐう)、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。

これらの御正宮以下伊勢市周辺に鎮座される125社全てを神宮と呼びます。

内宮(皇大神宮)

内宮(皇大神宮)は天照大御神さまをお祀りしています。

皇室の御祖先であり、太陽にもたとえられる神様です。

約2000年の歴史があります。

 

内宮:所在地

三重県伊勢市宇治館町1

 

外宮(豊受大神宮)

外宮(豊受大神宮)は天照大御神さまのお食事を司り、衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)さまをお祀りしています。

約1500年の歴史があります。

外宮:所在地

三重県伊勢市豊川町279

 

伊勢神宮をお守りする人々

神宮の職員は約600人。

神職:神前で奉仕する人

楽師・舞女:雅楽や舞楽を奉仕する人

衛士:警備する人

ほかにも、宮大工や林業作業員などがいます。

 

昭和21年1月までは公務員でしたが現在は公務員ではありません。

 

大切に守られてきた伊勢神宮

 

伊勢神宮は歴史上の人物も参拝しています。

平清盛は3回・足利義満は11回・織田信長は1回、参拝しています。

 

徳川家の歴大将軍自身は参拝することはありませんでした。

しかし毎年家臣に代理として参拝させ、太刀や馬などを多数奉納しています。

 

伊勢神宮は昔から大切にされていたのですね♪

伊勢神宮の行事

江戸時代からいまでも多くの参拝者が訪れる伊勢神宮では、有名な式年遷宮や、神嘗祭(かんなめさい)、新嘗祭(にいなめさい)など、五穀の豊穣、国家安泰、国民の平安などを祈願する行事があり、今でも脈々と受け継がれています。

式年遷宮

 

神宮式年遷宮は、神宮において定期的に行われる遷宮のこと。

 

※遷宮とは

神殿を建て替える時、神霊を移すこと。

20年ごとに「みやどころ」を改め古例のままに、ご社殿やご神宝をはじめ全て新しくします。

 

そして大御神に新宮(にいみや)へ、おうつり頂く神宮最大のお祭りです。

1300年にわたり繰り返されています。

新嘗祭

新嘗祭とは、天皇陛下が神々に豊作の感謝を伝える儀式です。

新嘗祭について詳しく書いた記事があるので参考にしてみてください。

新嘗祭とは?
皆さんは新嘗祭(にいなめさい)をご存知でしょうか? 新嘗祭とは、天皇陛下が神々に豊作の感謝を伝える儀式です。 毎年11月23日に宮中で執り行われている歴史ある儀式なんです!! 私たちにとって11月23日といえば勤労...

永遠の森「神宮林」

 

宮域林(きゅういきりん)と呼ばれる神宮の森があります。

内宮のほとりの五十鈴川の上流に位置します。

 

なんと約5500ヘクタールもあり、一般的には「神宮林」と呼ばれています。

1923年から将来の遷宮のために御造営用材の自給自足を目標とし、200年生の檜の育成に取り組んでいます。

 

古くから神宮の境内地として管理された由緒ある森林です。

参拝の作法とマナー

由緒ある伊勢神宮、失礼のないように参拝したいですよね。

観光で内宮のみの参拝が多いですが、外宮から内宮の順に詣でるのが正しいとされています。

更に参拝は、まず御正宮をお参りし、別宮はその後に回るのが正式な順序となります。

参拝のマナー

  • 外宮に架かる火除橋では、参道は左側通行
    内宮に架かる宇治川橋では、参道は右側通行
  • 鳥居の前では、立ち止まって一礼をします
  • 参道にある手水舎で、必ず手と口を清めてから、御正宮に入ります
  • タバコは喫煙所で、神域内は禁煙
  • 水分補給は休憩所で、飲食は禁止
  • ペットは入り口の衛士見張所へ預ける

御正宮では、まず二拝二拍手一礼で参拝します。
参拝では、個人の願い事はせずに日頃のお礼、参拝の機会のお礼を申し上げ、感謝の気持ちを伝えます。

賽銭箱はないのでお賽銭はしません。

また、写真撮影は禁止ですので注意が必要です。

手水の作法

まず、右手で柄杓を取り、水をたっぷりと汲み、左手を清めます。そして、柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。

再び柄杓を右手に持ち替えて左手に水を受け、その水で口をすすぎます。このとき、柄杓に直接口をつけないように気をつけましょう。

口をつけた左手をもう一度清めたら、柄を下にして垂直にし、残った水で柄杓の柄を洗い清め元に戻します。

参拝の作法(ニ拝ニ拍手一拝)

深いお辞儀を「拝」手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。

御神前では「感謝の心」「おかげさまの心」を捧げてお参りします。

 

神前に進んだら姿勢を正します。背中を真っ直ぐに保ったまま腰を90度に深く折り、2回深いお辞儀をします。

次に、胸の高さで両手を合わせたら、右指先を少し下にずらし肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます。

ずらした指先を元に戻して合掌し、感謝の心を祈念しお伝えします。

最後にもう一度深いお辞儀をします。

ひとつひとつの所作に心を込めて、しっかりと覚えて、お参りしたいですね。

伊勢神宮の口コミは?

https://twitter.com/pt_going_steady/status/1247713108237434880

 

伊勢神宮は大切なことに気づかされる場所

長い時を経ても日本人に愛され続ける伊勢神宮。

五十鈴川を渡り御神前に近づくほどに、厳かな気持ちになり心身ともに清められているようです。

神社に参拝するときはついつい自分の願い事を唱えてしまいますが、本来は感謝の気持ちを捧げる場所。

人間はたくさんの欲があるものですが、いま生かされていること自体が大きな奇跡。

伊勢神宮は、大きな力の存在で自分が生かされていることを実感できる場所です。

 

驚くほどの進歩を遂げた現代ですが、本当に大切なものは昔から決して変わることはありませんね。

そういえば、神宮とか神社とか大社とかありますがその違い知ってましたか?こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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